フェイスリフトコラム

2016年4月27日 水曜日

フェイスリフト 術後の経過について トラブルと対応

フェイスリフトの手術後の経過についてまとめました。

効果や持続性、施術方法などとともに、気になるのは手術後の経過です。
術後の経過中に起こりうるトラブルとその対応についてみていきましょう。

目次

・フェイスリフト術後経過(ダウンタイム)
・フェイスリフト術後経過(治癒後)
・術後経過中に起こりうるトラブルと対応 ・まとめ

フェイスリフト術後経過(ダウンタイム中)


ダウンタイムとは、フェイスリフトの手術を受けた後、
通常の生活が送れるようになるまでの期間のことをいいます。

ダウンタイムの長さは、手術の内容と個人の回復力などに依存します。
切らない手術の場合は1〜2日、切る手術の場合は2〜4週間程度が目安となります。

ダウンタイム中に見られる腫れや内出血


フェイスリフトの術後経過中は、腫れや内出血が起こります。

個人差はありますが、通常は1〜2週間ほどで目立つような腫れは治まります。
内出血は、手術の際に傷ついた毛細血管が回復するまでの間続きますので、おおむね2〜4週間で回復します。

ダウンタイム中の通院と処置


糸を通すだけの軽いフェイスリフト(フェザーリフトなど)の場合、術後の通院は必要ありません。
また最近では、切るフェイスリフトの手術でも、術後の通院が必要ない場合もあります。

切る場所の大きさや、手術後のトラブルの有無、回復の具合によって、
通院による処置や経過観察が必要かどうか、医師の指示に従いましょう。

定期通院と術後処置が必要となるのは、皮膚内に血液が溜まってしまう場合や、抜糸が必要な場合となります。
皮膚内に血液が溜まってしまう場合は、ドレーン管という道具を使い、手術翌日〜3日後くらいの間に処置を行います。

ダウンタイム中の生活


メイクは、通常は傷口以外の場所であれば翌日からしていただけます。
糸によるフェイスリフトの場合は当日から可能ですので、施術後そのままメイクをして帰る方もいます。

しかし、手術の内容によっては、しばらくメイクを避けた方がよい場合もあります。
手術個所が大きく、皮膚の定着まで時間を要する場合などです。

その場合、顔面の皮膚が動かないよう、
フェイスバンテージ(圧迫して固定するマスク)の着用が必要になります。

また、クリニックで処方された抗生剤や腫れ止め、痛み止めなどがあれば、医師の指示通りに服用をしてください。

フェイスリフト術後経過(治癒後)


手術による傷跡は、3〜6ヶ月ほどで硬くなり、徐々に代謝されて元の肌感に戻っていきます。

ダウンタイムを経過してから、むくみが残る場合があり、
その間はフェイスリフトによる小顔効果は感じにくくなりますが、時間とともに引いていきます。

また、切るフェイスリフトや糸をつかって引き上げるフェイスリフトでは、
皮膚をひっぱって固定しているため、つっぱり感が残ります。

こちらも馴染むまでは、口を開けたり、笑ったりする際に違和感を感じる事となりますが、
通常は3ヶ月程度で馴染んでいきます。

むくみやつっぱり感が長く続くようであれば、医師に相談しましょう。

術後経過中に起こりうるトラブルと対応


フェイスリフトの術後経過中に起こりうるトラブルと対処法は以下の通りです。

傷口のトラブル


感染
症状:腫れ、痛み。
原因:細菌の侵入。
対処法:抗生剤の服用。ひどい場合は感染個所の切開処置。

皮膚の壊死
症状:一部皮膚の壊死。黒く硬くなる。
原因:喫煙や術後に強い腫れなどによる血行不良。
対処法:引っ張り上げた皮膚が定着すれば自然と改善。傷の回復を早める薬の塗布。

ケロイド状
症状:傷口が回復過程で赤く盛り上がる。
原因:回復過程で自然発生。
対処法:ステロイド注射。

縫合部のよれ
症状:縫合部分で余った皮膚がよれる。
原因:たるみが多い場合、縫合部分で皮膚量が合わない。
対処法:通常は時間とともに改善。目立つようなら切除。

傷口付近の脱毛
症状:切開、縫合部近くでの脱毛
原因:一時的な発毛の停止
対処法:時間とともに改善。場合によっては植毛。

傷跡の段差
症状:縫合個所に段差や凹みを感じる。
原因:切開、縫合後の回復過程で自然発生。
対処法:ふくらんでいる場合はレーザー照射。へこんでいる場合はヒアルロン酸注射。

フェイスリフト効果のトラブル


しわ、たるみが残る
症状:一部のしわやたるみに改善がみられない。
原因:切開位置から遠い。
対処法:ヒアルロン酸注射。再手術。

左右差
症状:リフトアップによる改善具合が左右で違う。
原因:骨格や術後の腫れなどによる。
対処法:気になるレベルであれば再手術。

引き上げ過ぎ
症状:表情がつり目気味になる。つっぱり感が残る。
原因:リフトアップ後、皮膚が馴染まない。
対処法:通常半年程度で馴染む。馴染まない場合は、皮膚を緩める手術を行う。

その他のトラブル


表情筋の麻痺
症状:口や眉毛の動きが麻痺。しびれ。
原因:皮膚を引っ張り上げたことによる顔面神経の緊張。
対処法:時間とともに改善。

まとめ

以上、フェイスリフトの術後経過の気になるところをまとめてみました。

最近では、術後の通院や処置を必要としないフェイスリフトの方法が主流になっています。
切る手術の場合でも、縫合を皮膚下で行うので、抜糸が必要がないことが普通です。

術後経過中には、腫れやむくみなどのトラブルがありますが、
ほとんどが時間とともに自然と改善するものですので、そこまで心配する必要はありません。
万が一、経過中にトラブルが起きたとしても、その対処法は確立されています。
慌てず焦らず、信頼できる医師に相談しましょう。

当サイトでは、信頼できる医師に出会えるよう、
クリニックの選び方も紹介しています。

 フェイスリフト クリニックを選ぶ5つのポイント 

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2016年4月19日 火曜日

糸を使った「切らないフェイスリフト」の情報まとめ

切らなくても効果の期待できる糸を使ったフェイスリフト。
手軽とはいえ、効果や持続性、施術方法など、いろいろと疑問をお持ちの方も多いと思います。
今回は、糸を使用したフェイスリフトについての情報をまとめました。

目次

・糸を使ったフェイスリフトについて
・施術方法と使用する糸の種類
・糸を使ったフェイスリフトの効果持続期間
・糸を使ったフェイスリフトの注意点
・まとめ


糸を使ったフェイスリフトについて

糸によるフェイスリフトは、切る場合と比べ、コスト的にも精神的にも負担か少なく、手軽に施術を受けられるのが魅力です。
以前は、顔面のリフトアップといったら切る手術というのが一般的で、その補助として糸が使われていた程度でした。

しかし現在は、術後に普通の生活に戻れるまでの時間(ダウンタイム)が短い方法が好まれるようになり、
それに伴って糸を使った方法が個別に確立されました。

糸を使った施術法は、糸のメーカーやクリニックが独自に施術名称をつけており、
『フェザーリフト』『ループリフト』『シルエットリフト』などの呼称があります。


施術方法と使用する糸の種類

糸を使うというと、引っ張るんだろうなという印象ですが、
引っ張る方法の他に、
皮下組織を刺激してコラーゲンの産出を促すといった、自然治癒的な効果を狙った方法もあります。
糸を使用したフェイスリフトは、大きくわけて以下2通りあります。


糸を使ったフェイスリフト1:物理的に引き上げる方法

皮膚下にループタイプ(輪のような形状)の糸を通し、絞るように引き上げます。
髪の生え際や耳下など、目立たない場所に糸を入れ、たるんだ頬やこめかみを引っ張っていきます。
糸を通すためには針を用いますが、切らずに手術できるため、傷は残りません。


糸を使ったフェイスリフト2:皮下組織を活性化させて引き締める方法

糸を埋め込むことで、皮下組織と反応させ、コラーゲンの産出を促す効果を利用します。
手術に要する時間が、ループタイプの糸で引っ張る方法よりも短いのが特徴ですが、
効果が弱めなため、がっつりフェイスリフトというより、たるみ予防などで選択される方が多い方法です。

より効果が発揮されるよう、皮下組織に食い込む特殊な形状の糸(トゲタイプやコーンタイプと呼ばれる糸)を使用し、
組織によるコラーゲンの産出を促します。

また、特殊形状の糸は、しっかりと皮膚をつかむため、糸の伸縮力にあやかった物理的な引き締め効果も期待できます。
こちらも切らない手術で埋め込みを行いますので、傷は残りません。
それぞれの方法について、図解したものはこちらの記事よりご確認ください。

 フェイスリフトの手術方法 『切る vs 切らない』 


手術に使用する糸について

フェイスリフトに使われる糸には、皮膚内で溶けるものと溶けないものがあります。
それぞれにメリットデメリットがあるので、カウンセリングの際、医師からしっかりと説明を受けましょう。

それぞれの糸の特徴については、こちらの記事で詳しく説明しています。
 フェイスリフト 溶ける糸と溶けない糸について 


糸を使ったフェイスリフトの効果持続期間

糸によるフェイスリフトの効果は、個人差はありますが、約1年〜2年持続します。
もちろん切る手術に比べると、効果の持続期間は短いです。

ですが、施術時間が約20分〜60分程度と短く、
その日のうちに化粧が出来てしまうほどお手軽なことを考えると、
1年〜2年の効果が得られることは大きいのではないでしょうか。


糸を使ったフェイスリフトの注意点

お手軽とはいえ、顔に直接施す手術ですので、
術前のカウンセリングでは、納得がいくまでしっかりと説明を受けましょう。

糸によるフェイスリフトの注意点として、代表的なものを以下に羅列します。

・切る手術ほどの著しい効果はない
・糸や施術バリエーションが豊富で、どれがいいか選べない
・長持ちはしないので、中長期的な効果は見込めない
・術前に期待しすぎると、術後の実感が薄い

不安を解決するため、やはり事前にいろいろと情報を得ることがおすすめです。


まとめ

糸を使ったフェイスリフトの方法は、リスクが少ない分、効果の持続期間が短いというのが、最大の特徴になります。

ただし、リスクが少ないとはいえ、顔の中に直接糸を入れる手術をするわけですから、
事前の情報収集はしっかり行いたいものです。
当サイトでも、お役に立てる情報を随時更新しています。
 フェイスリフト解説ガイド 記事一覧へ 

施術のかかる費用は、クリニックによって若干前後しますが、
ループタイプの糸を用いて物理的に引き上げる場合で約30万円〜70万円、
コラーゲン産出を促す引き締め方法で約20万円〜150万円程が、相場となります。

費用やダウンタイムのことも踏まえ、医師にしっかりと相談し、
自分に最適な方法を選んでいきましょう。

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2016年4月 4日 月曜日

フェイスリフト、溶ける糸と溶けない糸について

溶ける糸と溶けない糸について



糸を使ったフェイスリフトの施術方法について説明していきます。糸を使ったフェイスリフトの施術方法には、溶ける糸と、溶けない糸を用いるという、2つのパターンがあります。フェイスリフトに興味を持ったことのある方でしたら、聞いたことがありかもしれません。

溶ける糸による施術方法

溶ける糸によるフェイスリフトの施術方法についてご説明します。糸は体内で分解、吸収される成分を使って作られています。そのため施術後の抜糸の必要がないんですね。しかし、一言で「溶ける糸による施術方法」といっても、いくつかの種類があります。まず、ギザギザの切れ込みが入った糸を使った施術方法。

この切れ込みが皮膚をつかんで持ち上げる役割をするのだそうです。次にコーンと呼ばれる円錐型のひっかかりがついている糸を用いる方法。ギザギザの切れ込みが付いている糸を使うよりも皮膚をつかむ力が強く、強靭です。この方法は、溶けない糸による施術にも用いられます。そして、とげのようなものが付いている糸を使う方法。こちらは皮膚をつかむ力が、切れ込みが入っている糸よりも強いです。また糸を付けた細い針を刺し、針を引き抜いて糸を体内に残す方法もあります。挿入された糸が細胞を刺激して、コラーゲンなどをより作り出しやすくする効果があります。

また、針を刺すことで肌が引き締まる効果も期待できます。他にも輪っかが付いた「ループタイプ」と呼ばれる糸など、いろいろな種類の糸があります。溶ける糸によるフェイスリフトの施術方法は様々ですので、医師に相談してみると良いでしょう。

溶けない糸による施術方法

溶けない糸による施術方法についても、いろいろな種類があります。まず、「スプリングスレッド」という、伸縮性のある糸を使ったフェイスリフト。伸縮性のある糸なので、口の周りなどのよく動く部分にも使用できます。せっかくフェイスリフトの施術を受けても、笑ったときなどに口の周りがつっぱった感じになってしまったらショックですが、伸縮性のある糸ならば、表情に合わせて伸び縮みしてくれるので安心かもしれません。

こちらには「コグ」と呼ばれる突起がついていて、1つ1つのコグが4つの方向を向いています。その数、1センチメートルあたり24個。このコグが皮膚をしっかりとつかみ、引き上げてくれます。もちろん先端は丸みを帯びているため、神経や血管を傷つける心配はありません。糸はポリエステル製ですが、コグはシリコン製なのでソフトな感じがします。そして、施術後の皮膚のひきつれによる頭痛などを防ぐ効果もあります。

また、溶ける糸による施術方法でお話しした、「コーン」と呼ばれる円錐型のひっかかりがついている様式は、溶けない糸でも用いられています。

溶ける糸による施術のメリット・デメリット

溶ける糸による施術のメリットとデメリットについてご説明します。フェイスリフトでどのような方法を選ぶにしても、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解してから施術を受けることが大切だからです。メリットとデメリットをきちんと把握しておけば、フェイスリフトを受けてから「こんなはずではなかった!」と後悔することを避けれます。

溶ける糸のメリットとしては、何と言っても抜糸の必要がないことが挙げられます。抜糸のためにまた病院に行くのが怖いという方にはオススメです。また施術を受けた後の後遺症が心配で仕方ないという方や、異物が体内にずっと留まっているのが嫌という方にも向いています。そして糸が体内で溶けてしばらくすると、再び皮膚がたるんできたりシワができてくるため、再び施術を受けることが可能です。

しかし、再び施術を受けることが可能ということは裏を返せば、それだけ持続力が弱いということになります。通常は糸が溶けると1年ほどで実感できる効果が見られなくなってくるという場合もあります。また再び施術を受けるということは、その分金額がかさむという点もデメリットかもしれません。

溶けない糸による施術のメリット・デメリット

溶けない糸のメリットとしては、溶ける糸に比べて持続期間が長い点が挙げられます。せっかくフェイスリフトの施術を受けるのですから、できるだけ効果は長期間続くものであってほしいですよね。デメリットはというと、体内で溶けないため、もしフェイスリフトの施術が失敗に終わってしまった場合、糸を取り出す手術が必要になる点が挙げられます。

そして、やっかいなのは手術したとしても、皮膚を頑丈につかんでいる糸は取り出せない場合があるということです。つまり、フェイスリフトに効果がない無駄な糸がずっと体内に残ったままになってしまう可能性があるのです。人体に悪影響を及ぼす可能性が全くないとは言えませんし、何よりも異物が体内にずっと留まっているというのは、何となく気持ちがいいものではありませんね。

また、溶けない糸は効果が持続することは確かなようですが、たとえば口の周りなどのよく動かす部分に伸縮性のない糸を使ってしまうなど、間違った施術を受けてしまうと効果がないばかりでなく、顔が引きつれてしまったり、頭痛などの後遺症が出てしまうことも考えられます。とにかく医師とじっくり相談し、それぞれのメリットとデメリットをよく把握したうえで、最もあなたにとって効果的なフェイスリフトを選択頂けたらと思います。


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