フェイスリフトコラム

2016年4月 4日 月曜日

フェイスリフト、溶ける糸と溶けない糸について

溶ける糸と溶けない糸について



糸を使ったフェイスリフトの施術方法について説明していきます。糸を使ったフェイスリフトの施術方法には、溶ける糸と、溶けない糸を用いるという、2つのパターンがあります。フェイスリフトに興味を持ったことのある方でしたら、聞いたことがありかもしれません。

溶ける糸による施術方法

溶ける糸によるフェイスリフトの施術方法についてご説明します。糸は体内で分解、吸収される成分を使って作られています。そのため施術後の抜糸の必要がないんですね。しかし、一言で「溶ける糸による施術方法」といっても、いくつかの種類があります。まず、ギザギザの切れ込みが入った糸を使った施術方法。

この切れ込みが皮膚をつかんで持ち上げる役割をするのだそうです。次にコーンと呼ばれる円錐型のひっかかりがついている糸を用いる方法。ギザギザの切れ込みが付いている糸を使うよりも皮膚をつかむ力が強く、強靭です。この方法は、溶けない糸による施術にも用いられます。そして、とげのようなものが付いている糸を使う方法。こちらは皮膚をつかむ力が、切れ込みが入っている糸よりも強いです。また糸を付けた細い針を刺し、針を引き抜いて糸を体内に残す方法もあります。挿入された糸が細胞を刺激して、コラーゲンなどをより作り出しやすくする効果があります。

また、針を刺すことで肌が引き締まる効果も期待できます。他にも輪っかが付いた「ループタイプ」と呼ばれる糸など、いろいろな種類の糸があります。溶ける糸によるフェイスリフトの施術方法は様々ですので、医師に相談してみると良いでしょう。

溶けない糸による施術方法

溶けない糸による施術方法についても、いろいろな種類があります。まず、「スプリングスレッド」という、伸縮性のある糸を使ったフェイスリフト。伸縮性のある糸なので、口の周りなどのよく動く部分にも使用できます。せっかくフェイスリフトの施術を受けても、笑ったときなどに口の周りがつっぱった感じになってしまったらショックですが、伸縮性のある糸ならば、表情に合わせて伸び縮みしてくれるので安心かもしれません。

こちらには「コグ」と呼ばれる突起がついていて、1つ1つのコグが4つの方向を向いています。その数、1センチメートルあたり24個。このコグが皮膚をしっかりとつかみ、引き上げてくれます。もちろん先端は丸みを帯びているため、神経や血管を傷つける心配はありません。糸はポリエステル製ですが、コグはシリコン製なのでソフトな感じがします。そして、施術後の皮膚のひきつれによる頭痛などを防ぐ効果もあります。

また、溶ける糸による施術方法でお話しした、「コーン」と呼ばれる円錐型のひっかかりがついている様式は、溶けない糸でも用いられています。

溶ける糸による施術のメリット・デメリット

溶ける糸による施術のメリットとデメリットについてご説明します。フェイスリフトでどのような方法を選ぶにしても、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解してから施術を受けることが大切だからです。メリットとデメリットをきちんと把握しておけば、フェイスリフトを受けてから「こんなはずではなかった!」と後悔することを避けれます。

溶ける糸のメリットとしては、何と言っても抜糸の必要がないことが挙げられます。抜糸のためにまた病院に行くのが怖いという方にはオススメです。また施術を受けた後の後遺症が心配で仕方ないという方や、異物が体内にずっと留まっているのが嫌という方にも向いています。そして糸が体内で溶けてしばらくすると、再び皮膚がたるんできたりシワができてくるため、再び施術を受けることが可能です。

しかし、再び施術を受けることが可能ということは裏を返せば、それだけ持続力が弱いということになります。通常は糸が溶けると1年ほどで実感できる効果が見られなくなってくるという場合もあります。また再び施術を受けるということは、その分金額がかさむという点もデメリットかもしれません。

溶けない糸による施術のメリット・デメリット

溶けない糸のメリットとしては、溶ける糸に比べて持続期間が長い点が挙げられます。せっかくフェイスリフトの施術を受けるのですから、できるだけ効果は長期間続くものであってほしいですよね。デメリットはというと、体内で溶けないため、もしフェイスリフトの施術が失敗に終わってしまった場合、糸を取り出す手術が必要になる点が挙げられます。

そして、やっかいなのは手術したとしても、皮膚を頑丈につかんでいる糸は取り出せない場合があるということです。つまり、フェイスリフトに効果がない無駄な糸がずっと体内に残ったままになってしまう可能性があるのです。人体に悪影響を及ぼす可能性が全くないとは言えませんし、何よりも異物が体内にずっと留まっているというのは、何となく気持ちがいいものではありませんね。

また、溶けない糸は効果が持続することは確かなようですが、たとえば口の周りなどのよく動かす部分に伸縮性のない糸を使ってしまうなど、間違った施術を受けてしまうと効果がないばかりでなく、顔が引きつれてしまったり、頭痛などの後遺症が出てしまうことも考えられます。とにかく医師とじっくり相談し、それぞれのメリットとデメリットをよく把握したうえで、最もあなたにとって効果的なフェイスリフトを選択頂けたらと思います。